2017年のビットコインを含む仮想通貨の急激な上昇が終わり、仮想通貨マーケットは少しづつ落ち着いてきた印象があります。
そして2018年、少しづつトレーダーの数が増えてきているトレード方法は「仮想通貨FX(ビットコインFX)」です。このトレンドは2019年になっても続くことでしょう。
ここでは仮想通貨FXの海外に特化して比較をする事で、読者に少しでも最適な選択をして頂けるよう情報を提供しようと思います。
デイトレード・スキャルピングなどの短期トレードを中心に資産を増やすのであれば、オススメしたい方法となっています。
日本国内の取引所だけでなく、仮想通貨FX(ビットコインFX)に特化した海外取引所などをまとめて比較しました。
目次
オススメ仮想通貨FX取引所ランキング TOP5
1位 BitMEX(ビットメックス)
- 《通貨ペア数》取扱通貨ペアは6種類。わずかですがアルトコインの扱いがあるのも嬉しいですね。
- 《片道手数料(スプレッド)》特にMaker時手数料(指値注文時)はマイナス手数料というのはすごい部分です。
- 《レバレッジ》最大100倍ですが、通貨ペアによって制限があります。
- 《サーバー強度》よく注文が通らないなどの問題が報告されています。
- 《スマホアプリ》スマホアプリはなく、ブラウザ上での利用になります。
2位 CryptoGT(クリプトGT)
- 《通貨ペア数》取扱通貨ペアは70種類(Forex、ダウ、日経合わせ)と他社を寄せ付けない圧倒的な数です。
- 《片道手数料(スプレッド)》2018年後半にスプレッドの改定があったものの、完全に狭まったとは言い切れません。
- 《レバレッジ》最大200倍で通貨ペアによる制限もありません。
- 《サーバー強度》トレードプラットフォームとしてMT5を利用しているため、ほとんど止まることがありません。
- 《スマホアプリ》MT5はiOS版、Android版ともに準備しており、使い勝手は抜群です。
3位 bybit(バイビット)
- 《通貨ペア数》4種類(5種類に増える予定)なので比べると少ないですが、今後に期待ですね!
- 《片道手数料(スプレッド)》BitMEX(ビットメックス)と同様の仕組みで驚異のマイナス手数料があります。
- 《レバレッジ》最大100倍で、通貨による制限はありません。
- 《サーバー強度》注文が通りにくい可能性はありますが、まだ判断が難しいですね。
- 《スマホアプリ》スマホアプリはなく、ブラウザ上での利用になります。しかし、ブラウザは見やすい作りになっています。
4位 BITMAX(ビットマックス)
- 《通貨ペア数》19種類で、BTMXという取引所トークンもあります。取引所トークンは盛り上がっているので注目ですね!また、入金通貨は49種類あります。
- 《片道手数料(スプレッド)》メイカーもテイカーも手数料がかかります。
- 《レバレッジ》最大10倍で、通貨によりレバレッジは異なります。
- 《サーバー強度》短期的なトレードではなく、長期的なトレードに向いているみたいです。
- 《スマホアプリ》「認可」が降りていないアプリがあります。少し設定が必要ですが、設定するとアプリを使うことが出来ます。
5位 bitFlyer(ビットフライヤー)
- 《通貨ペア数》1種類。BTCJPYだけですね。
- 《片道手数料(スプレッド)》基本的に手数料はありませんが、SFDという現物価格との乖離が大きい場合に発生する手数料があります。
- 《レバレッジ》最大4倍。国内業者の自主規制に合わせて2019年4月に変更となりました。
- 《サーバー強度》よく滑ることで有名です。
- 《スマホアプリ》昔からありますね。
6位 GMOコイン
- 《通貨ペア数》取扱通貨ペアは5種類。すべて円建ての通貨ペアです
- 《片道手数料(スプレッド)》一般的な感じです
- 《レバレッジ》最大10倍です。国内業者なので今後も制限を行う可能性があります
- 《サーバー強度》特に問題はなさそうです
- 《スマホアプリ》ビットレ君という専用アプリの使い勝手は抜群です
7位 DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- 《通貨ペア数》取扱通貨ペアは14種類。ネムの通貨ペアがあることが人気の一つです
- 《片道手数料(スプレッド)》頻繁にスプレッド固定キャンペーンを行っている印象です
- 《レバレッジ》4倍です。国内業者の自主規制に足並みを揃えましたね
- 《サーバー強度》特に問題はなさそうです
- 《スマホアプリ》専用アプリがおしゃれです
今後、主流になる仮想通貨FX(ビットコインFX)
仮想通貨FX(ビットコインFX)とは証拠金を取引所の口座に預けて、その証拠金を元にトレードを行うことです。
相場が下がったらそのまま資産が減ってしまう現物取引と違い、「売り」から始めることができるという特徴があります。
また証拠金の数倍から数百倍(取引所によって異なります)の額のトレードを行うことも可能というのも人気のポイントですね。
ビットコインなどの仮想通貨のマーケットがある程度安定してきて、今までのように暴騰や暴落がなくなって来つつある
(もちろん株式や外貨と比べるとまだまだ上下は激しいですが)
現在、レバレッジをかけることで少ない値動きでも大きく利益を得ることが可能な仮想通貨FX(ビットコインFX)に人気が集まっています。
国内取引所における仮想通貨FX(ビットコインFX)の特徴
国内取引所のメリット
口座開設や取引ツール、サポートが全て日本語。
日本円を入金してトレードできる。
国内取引所のデメリット
FXのトレードができるコインが制限されている。
取引所によってはユーザーが少なく、注文が滑る場合がある。
海外取引所における仮想通貨FX(ビットコインFX)の特徴
海外取引所のメリット
取り扱っている仮想通貨の種類が豊富。
取引所によってはかなりのレバレッジをかけることが可能。
海外取引所のデメリット
基本的には英語になっている。一部日本語に対応している取引所もあるが、サポートなどは日本語非対応のところがほとんど。
取引所によっては手数料が高いところがある。
日本円の入金は基本的にできず、ビットコインなどの入金になる。
仮想通貨FX(ビットコインFX)取引所の比較一覧表
国内仮想通貨FX取引所
取引所 | FX対応コイン | 取引手数料 | レバレッジ | ロスカット率 | 追証 |
bitFlyer | BTC | 0% | 4倍 | 50% | あり |
GMOコイン | BTC | 0% | 10倍 | 75% | なし |
BITPOINT | BTC | 0% | 4倍 | 100% | あり |
DMM Bitcoin | BTC/ETH/XEM/XRP/LTC/ETC/BCH | 0% | 4倍 | 80% | なし |
Liquid | BTC/ETH | 0~0.25% | 25倍 | 110% | あり |
海外仮想通貨FX取引所
取引所名 | FX対応コイン | 取引手数料 | レバレッジ | ロスカット率 | 追証 |
CryptoGT | BTC/DASH/XRP/ETH/BNB/ LTC/ADA/XMR/TRX/EOS/ BSV/JPY/USD/EUR/GBP/XAU |
0 | 200倍(BTC) | 100% | なし |
BitMEX | BTC/XMR/DASH/LTC/ ETC/ETH/XRP/ ZEC/QTUM/TEZ |
-0.025%~0.025% | 100倍(BTC) | 50% | なし |
WHALECLUB | BTC/DASH/XRP/ETH/LTC | 0 | 20倍(BTC) | 80% | なし |
SimpleFX | BTC/XRP/ETH/ETC/LTC | 0 | 2倍(BTC) | 30% | なし |
Evolve Markets | BTC/ETH/LTC | 0.15% | 25倍(BTC) | 30% | なし |
Crypto-X | BTC/ETH/LTC/XRP/BCH | 0% | 25倍 | 100% | なし |
国内仮想通貨FX取引所は一長一短で、どれがいいのかと言われると悩んでしまいます。
例えばトレードツールとしてMT4を利用することが可能なBITPOINT(ビットポイント)は悪くはないのですが、ロスカット率が100%なのでかなりシビアな管理が求められます。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)はFX対応コインは多いのですが、最大レバレッジが4倍までなので、あまり大きなトレードはできません。
海外仮想通貨FX取引所のほうは見ていただければお分かりいただけると思います。
CryptoGT(クリプトGT)がダントツでオススメです。
CryptoGT(クリプトGT)のオススメポイント
・取扱通貨ペアの多さ
・MetaTrader5を利用して仮想通貨FXのトレード可能
・最大レバレッジが200倍と大きい
仮想通貨FX(ビットコインFX)取引所を選ぶポイント
仮想通貨FX(ビットコインFX)を始めるにあたって、選ぶポイントがいくつかあります。
全ての部分をチェックするのが理想なのですが、流石に時間がないかと思います。
自分なりにどのポイントをチェックするべきなのかということを考えてみましょう。
会社の信頼性
信頼性の高い取引所か?
まずはこの部分をチェックしてみましょう。
どんなにトレードで利益を出しても、取引所が倒産してしまったり、ハッキングの被害に遭ってしまったら、全てパーになってしまう可能性もありますからね。
ユーザーの数
どの程度のユーザーが取引をしているのか?
取引所が「取引所形式(相対取引)」の場合、ユーザー数が少ない、すなわち取引が活発でない場合には、なかなか注文が約定しないことがあります。
取引所自体のユーザー数ではなく、自分がメインでトレードしたいと思っているコインの板をチェックしてみましょう。
取引所が「取引所形式(2Wayプライス)の場合には、上記のような問題は発生しませんが、「レバレッジ」という形で買値と売値の差額が発生します。
サーバーの強さ
サーバー負荷で取引が出来なくなる事はないか?
コインの価格が大きく変化した場合、ユーザーの注文が殺到することがあります。
そんなときにサーバーが貧弱だと取引所にアクセスできず、自分の注文ができない場合があります。
これはtwitterなどで評判をチェックしてもいいでしょう。ただそのつぶやきは新しいものを確認することを忘れないようにしてください。
手数料(取引手数料・スプレッド・スワップ)
一回の取引で、手数料はどの程度かかるのか?
取引手数料はあまり各取引所で差はありませんね。
スプレッドというのは売値と買値の差額です。特に販売所形式(2wayPrice)の場合は、取引所によってはかなり広いときがあるのでチェックしましょう。
スワップというのは利益・損失確定前に日をまたいだ場合に発生する金利のようなものです。
短期トレードしている方には関係ありませんが、スイングトレードなどの中期で検討している方は確認しておきましょう。
ロスカット率・追証
証拠金維持率が何%でロスカットなのか?追証はあるのか?
ロスカットというのは、レバレッジをかけて取引をして損失が出てしまった場合、取引所の口座に準備している証拠金に対して、そのロスカット率を超えてしまったときには、強制的に決済されてしまうということです。
ロスカット率が高いと余計な損失を被る可能性が減りますが、自由度がかなり低くなります。
基本的にはロスカット率が定められているので、自分が入金している証拠金以上のお金を払う必要はないのですが、価格が急落してしまった場合に、ロスカットが間に合わないときがあります。
結果的に損失が証拠金を上回ってしまった場合に、追加でお金を入れなくてはいけない状態のことを追証(おいしょう)といいます。もちろん追証はないほうがいいですね。
レバレッジ倍率
レバレッジは何倍までかけられるのか?
自分が取引所に準備している証拠金を元手に、何倍までの資産をトレードできるかの倍率です。
最大レバレッジ倍率が高いほうがより大きな資産を扱えますね。
取引ツールの使いやすさ
どんなツールなのか?専用アプリ等はあるのか?
仮想通貨FX(ビットコインFX)は短期トレードが基本になります。
つまりその間、ずっとトレード画面を見ている形になると思うので、使いやすいものがいいですよね。
取引所によってはスマホのアプリに気合を入れているところもあります。
国内・海外全てを考えて一番のオススメはCryptoGT(クリプトGT)
総合的に考えて仮想通貨FX(ビットコインFX)を行うならCryptoGT(クリプトGT)を一番オススメいたします。
仮想通貨FX(ビットコインFX)の注意点
レバレッジ取引は諸刃の刃
仮想通貨FX(ビットコインFX)の最大の利点はレバレッジをかけられることです。
少ない金額でも大きな資産を運用でき、それだけ利益も沢山得ることができます。
しかしながらその分損失も大きくなってしまう可能性があることは必ず覚えておいてください。
海外取引所は英語
とても当たり前のことをお伝えします。
海外取引所は英語です。
英語は全く分からない、読む努力も嫌だという方はおとなしく国内取引所を使いましょう。
仮想通貨FX(ビットコインFX)を始めるなら今がチャンス(まとめ)
ビットコインなどの仮想通貨の価格は一時期と比べて、価格の動きは落ち着いてきました。
少ないボラティリティでも大きな利益を得ることができる仮想通貨FX(ビットコインFX)は、今後仮想通貨のトレードのメインになることは間違いありません。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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初心者向け仮想通貨ブログ「仮想通貨でノマドワーカー」を運営。 2017年春に仮想通貨投資に参入 。ブログの立ち上げ後、2年間勤めた会社を退職し、現在はアフィリエイターとして活動。仮想通貨の魅力を伝えるために記事を書いています。
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