「BitMax（ビットマックス）で取引するために証拠金を用意したい」
「証拠金通貨が沢山あるけど、どれを入金したらいいかな？」
「BitMax（ビットマックス）は、どれくらい証拠金があればロスカットされないんだろう？」
そんな貴方に向けて、BitMax（ビットマックス）の証拠金についての記事を作りました。
証拠金の管理をしっかりしていないと、ロスカットが発生してしまうことをご存知ですか？
ロスカットにならないよう、証拠金の管理を心がけましょう！
目次
証拠金に出来る仮想通貨は69通貨
仮想通貨で有名なトークンだとBTC（ビットコイン）・ETH（イーサリウム）・XRP（リップル）・LTC（ライトコイン）などがあり、バイナンスのトークンであるBNBも入金通貨として採用されています。
ステーブルコインは米ドルペグのコインが3種類、対応しています。
BitMax（ビットマックス）のロスカットは100％以下
以前、「Margin」＞「Margin Asset」についての説明をしましたが、少しおさらいをしましょう。
Total Asset（総資産）
Net_Asset（純資産）
Cushion Rate（クッションレート）
Min_Marjin_Req（最低証拠金）
Margin Assetに、上記資産状況は記載されています。
また、隣のタブの「Loan Summary」の内容は下記の通りです。
BitMax(ビットマックス）の公式サイトFAQより英文の抜き出しと、その翻訳を記載します。
Calculation of Total Amount of Borrowed Asset and Asset
Under the Loan Summary section on the margin trading page, Balance and Loan Amount are displayed by asset.
Total Amount of Asset(Blance) = Sum of Balance of all assets converted to the equivalent value of USDT based off the market price
Total Amount of Borrowed Asset(Loan Amount) = Sum of Loan Amount for all assets converted to the equivalent value of USDT based off the market price
Current Margin Ratio = Total Asset / Net Asset (which is Total Asset – Borrowed Asset – Interest Owed)
Cushion = Net Asset/Min Margin Req.
Margin Call: When cushion reaches 120%, the user will receive a margin call via email.
Liquidation: When cushion reaches 100%, the user’s margin account may be subject to liquidation.
借入資産および資産の総額の計算
証拠金取引ページのローン概要セクションに、残高とローン金額が通貨ごとに表示されます。
総資産額 = 市場価格を基にしてUSDTの換算額に換算された全資産の残高の合計
借入資産の総額 = 市場価格を基にしてUSDTの換算額に変換された全資産のローン総額
現在のマージン比率 = 総資産/純資産（総資産 - 借入資産 - 利息）
クッション = 純資産/最低証拠金
マージンコール：クッションが120％に達すると、ユーザーは電子メールでマージンコールを受けます。
清算：クッションが100％に達すると、ユーザーの証拠金口座が清算の対象となる場合があります。
Cushion Rate（クッションレート）に注意しよう
先程の引用に記載していた、「精算」は「ロスカット」となります。
Cushion Rate が 1になっていると、証拠金維持率が 100%ということで、強制ロスカットの対象になります。
その際、Min_Marjin_Req（最小証拠金）に記載されている証拠金のみが資産として残ります。
このクッションレートに注意して、ロット管理を行う必要があります。
ポジション決済の方法
こちらもFAQに記載してある内容を、抜粋して翻訳します。
取引による資金の借り入れおよび返済ローン
ロング
例：BTCが 4,000 USDT から 4,200 USDT に上がると予想した場合、ユーザーはプラットフォームからUSDTを借りることができます。
（a）ユーザーのUSDT資産：1000 USDT
（b）最大購買力：2,940 USDT
ユーザーは、1 BTC = 4,000 USDTの価格で0.5 BTCをロングする注文を出します。
証拠金取引の未処理注文は、注文実行前でも借入資産の増加につながります。
したがって、この注文により借入資産が1000 USDT増加します。
BTCが 4,200 USDTまでの場合、ユーザーは 2,100 USDTで 0.5 BTCを売ることができます。
この場合、ユーザーの利益は 100 USDTになります。
すべてのポジションを解消する方法：
1）注文価格を入力し、[Unwind All] ボタンをクリックしてBTC for USDTで売却します。その結果、ユーザーはBTCのSellすることによってローンに利息を加えた返済のためにUSDTを受け取ることになります。利息部分はローンの元本部分より前に返済されます。
2）ユーザーはローンを返済するために現金口座から証拠金口座に1,000 USDT（およびそれぞれの未払利息）を転送することができます。
ショート
例：BTC価格が 4,000 USDT から 3,800 USDT に下がると予想した場合、ユーザーはプラットフォームからBTCを借りることができます。
（a）ユーザーのBTC資産：0 BTC
（b）最大取引パワー：0.4878 BTC
ユーザは、0.25 BTCを1 BTC = 4,000 USDTの価格でショートするように注文します。
証拠金取引の未処理注文は、注文実行前でも借入資産の増加につながります。
したがって、この注文により借入資産が0.25 BTC増加します。
BTCが 3,800 USDTになると、ユーザーは 950 USDTでBTCの買い注文を入れることができます。
この場合、ユーザーの利益は0.25 *（4,000 - 3,800）= 50 USDTになります。
すべてのポジションを解消する方法：
1）注文価格を入力し、[Unwind All] ボタンをクリックしてUSDT for BTCを売却します。その結果、ユーザーはBTCをBuyすることでローンに利息を加えた金額を返済するためのBTCを受け取ることになります。利息部分はローンの元本部分より前に返済されます。
2）ユーザーはローンを返済するために現金口座から証拠金口座に0.25 BTC（およびそれぞれの未払利息）を移すことができます。
まとめ
有名な仮想通貨から、安定したステーブルコインまで、様々な通貨を証拠金にすることが出来る。
BitMax（ビットマックス）は証拠金維持率が100％に達すると精算（ロスカット）。
120％の時点で「マージンコール」（危険信号）がメールで送られてくる。
ロングとショートで「Owed」（所有）に表示されている通貨や、「ローン」（借入）している通貨が異なる。
[Unwind All] ボタンで精算が可能。
BitMax（ビットマックス）の証拠金、精算のタイミング、決済の仕方などについて、少しずつイメージが付いてきたかと思います。
実際に取引してみるのが一番なので、まずは少額の入金・小ロットのポジションでお試しをしてみましょう！
監修者: バヤシクリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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