「Bybit(バイビット)に登録してみたけど、レバレッジはどう設定するんだろう」
「最大のレバレッジ100倍にすると危険?」
「レバレッジ設定から取引までを知りたい!」
どんどん取引通貨が増えていくBybit(バイビット)。
現在、BTC、ETH、EOS、XPRの通貨でレバレッジ取引を行うことができます。(全て決済通貨はUSD)
注目のこの取引所について、Bybit (バイビット )レバレッジ設定の方法を確認していきましょう!
bybit(バイビット)についての記事は他にもありますので、合わせて読んでくださいね。
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目次
Bybit(バイビット)のレバレッジ設定とは
Bybit(バイビット)は最大100倍のレバレッジを設定することが出来ます。
BitMEX(ビットメックス)を使われている方なら分かりますが、BitMEX(ビットメックス)でいう「クロスマージン」のモードはBybit(バイビット)にはありません。
Bybit(バイビット)では基本、「分離マージン」のみという事です。
クロスマージン
「スプレッドマージン」とも呼ばれ、利用可能な残高の全額を使用するマージン方式。
分離マージン
証拠金のうち、何分の1を証拠金として使うか決めることが出来るマージン方式。
下の画像でオレンジのスライダーが50 → 25 → 10 → 5 と変わっていると思いますが、これがレバレッジ設定です。
Bybit(バイビット)のポジション発注方法
注文の種類と発注方法
Bybitの「注文」の枠内には、3種類の注文タイプがあります。
成行注文、指値注文、条件付き注文の3つです。
また、レバレッジ、 注文価格、 数量 なども設定することもできます。
(選択した注文の種類によっては、使用できないオプションもあります)
最下部にある3つの有効期間オプションを選択することも出来ます。
GoodTillCancelled(GTC)、ImmediateOrCancel(IOC)、FillOrKill(FOK)です。
これらは略して記載されています。
注文の設定が完了したら、買い/ロングまたは、売り/ショートをクリックして取引を開始します。
指値注文
特定の価格を設定して注文を執行することができます。
注文は、設定した価格に達すると執行されます。
成行注文
成行注文は注文板に載っている入手可能な最良価格ですぐに約定されます。
しかし、執行または注文自体は保証されていますが、価格が急速に変わる可能性があるため、注文が執行される価格は確実ではありません。
現在価格での注文なので、価格のフォームと、スライダーは動かせません。
数量のみを入力して、買いか売りを選択します。
条件付き注文
条件付き注文は、指定された基準が満たされると、自動的に提出されます。
1) 条件付き指値注文
指値注文は、市場価格が事前に設定されたトリガー価格に達したときにのみ取引板に掲載されます。
また、この指値注文に対して希望する有効期間オプションを設定することもできます。
2) 条件付き成行注文
成行注文は、市場価格が事前に設定されたトリガー価格に達すると利用可能な最良価格で執行されます。
条件付き注文では、トリガー価格(テイクプロフィット/TP)を指定する必要があります。
どちらかというと、上級者に適した注文方法です。
条件付き注文が発生している状態では、チャートに表示がされます。
「Reduce-Only」「トリガ時に決済注文」とは?
注文画面に設置されており、チェックマークを入れることが出来るようになっています。
注文方法により書き方が異なりますが、内容は同じです。
主な目的
Reduce-Onlyは、現有ポジションが解消・ストップアウト・清算された場合に、利食い設定した指値注文が反対売買方向の新たなポジションとして執行されないように使用します。
これにより、ポジションが意図せずして増加しないというメリットがあります。
例えば:
トレーダーAは現在、買いポジションで1,000 BTCUSD契約をUSD 5,000の価格で保持しており、損切をUSD 4,800で設定しています。
さらに、指値価格 USD 5200で利食/部分的利食注文を設定したいと考えています。
以下は、[Reduce-Only]オプションを選択した場合と選択しなかった場合の利食設定例です。
A. Reduce-only オプションを選択しなかった場合
最終取引価格が先に設定した損切価格に達し、ポジションが解消された後に、5,200ドルまで上昇した場合、以前設定した利食い指値注文も約定する可能性があります。
この場合、意図に反して5200ドルで売りの新規ポジションが建つことになります。
B. Reduce-onlyオプションを選択した場合
最終取引価格が先に損切価格に達すると、設定した5200ドルの利食い指値注文が自動的にキャンセルされます。
利食注文が執行しないことで、意図に反して新規ポジションが建つことを回避できます。
オプションにチェックして注文を出そうとすると、注意文が表示されます。
有効期間オプション
有効期間とは、注文の約定前後どれくらいの期間アクティブの状態を維持するかを選択できるオプションです。
Bybitでは、指値注文に使用できる3種類の有効期間オプションがあります。
GoodTillCancelled (GTC) 注文は、トレーダーがキャンセルしない限り、注文が完全に執行されるまで無期限に有効です。 GTC注文は、注文全体が約定されるまで待つ意思があるトレーダーに適しており、未約定の数量をいつでもキャンセルできる柔軟性を備えています。
これは、デフォルトで設定されています。
ImmediateOrCancel (IOC) 注文は指値またはそれより有利な値段ですぐに約定されなければなりません。
注文がすぐにまたは完全に約定できない場合、未約定の部分はキャンセルされます。
大量の注文を出す時、IOC注文が使用される場合があります。
大量の注文が多種多様な価格で約定されるのを避けるために、IOCはすぐに約定しない注文を自動的に部分的にキャンセルします。
例えば、トレーダーAは、IOC有効期間戦略を使用して、8000USDの価格で10,000契約、買いロング、指値注文で市場に参入しようとしています。
市場デプスには、8000USDの売り価格で9000契約しかありません。
そのため、この注文は執行され、8000USDで入手可能な9000契約を約定し、残りの1000契約は取り消されます。
FillOrKill (FOK) 注文は、指値またはそれより有利な価格で直ちに全数が約定される必要があります。
そうでなければ、その注文は完全にキャンセルされるため、部分的な約定はできません。
FOK注文は通常、スキャルピングもしくはデイトレードなど短期的取引の場合に使用されます。
たとえば、トレーダーAは、FOK有効期間の戦略を使用して、10,000契約で8000USDの買いロング指値注文で市場に参入しようとしています。
注文作成時には、市場デプスには8000 USDの売値で9000契約しか存在しません。
そのため、8000USDで購入可能な数量9000では指値注文を完全に執行することができないため、注文は約定されず、よってキャンセルされます。
便利な利食い・損切りの設定
指値注文・成行注文を行う際に、下記のような画面が表示されます。
パーセンテージを設定すると、「ポジション証拠金」に合わせて利益と損益を計算してくれます。
つまり、どの程度の損益まで許容するか、どの程度で利益を出したいか、を最初に設定しておく事が出来るという事です!
自分で計算しなくて良いなんて、便利・・・😂
ちなみに、ここで計算される「ポジション証拠金」(当初証拠金)とは何かというと、下記計算式で求められます。
「ポジション証拠金」(当初証拠金)の比率はレバレッジ倍率により変化します。
仮にレバレッジ100倍、契約金額100ドルの場合、当初証拠金は1ドル(1/100)となります。
まとめ
・Bybit(バイビット)では分離マージンのみ
・成行注文、指値注文、条件付き注文(条件付き指値注文・条件付き成行注文)が可能
・「Reduce-Only」「トリガ時に決済注文」はオンにしておかないと、新規注文になってしまう
・有効期間は、トレード手法や期間に合わせて設定しておく
・「利食い」「損切り」をパーセンテージで設定することが出来る
レバレッジ注文の方法について、お分かりいただけましたでしょうか?
独特の注文方法やオプションがあり戸惑う部分もありますが、「利食い」「損切り」の設定などはとても便利ですね!
まだ登録していない方は、可能性を感じるBybit(バイビット)に早めに登録しましょう!
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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