ビットコインについて勉強しようと思った時に出てくるのが「サトシナカモト」ではないでしょうか。
サトシナカモトは仮想通貨、ビットコインの開発者と言われています。しかしその名前は日本人のように見えますが、実際は偽名と言われています。
それではビットコインが生まれて背景についてみていきたいと思います。
目次
サトシ・ナカモトとは?
サトシナカモトは仮想通貨、ビットコインを考案した人物で未だ正体は不明とされています。
ビットコインは2008年5月、中本哲史(偽名:ナカモト サトシ)と呼ばれる人物の論文から始まりました。
サトシナカモトは日本人の名前にみえるが、これは仮名だと考えられています。
彼の論文やメールの投稿などから、少なくとも英語をネイディブとしており、日本人である可能性は無いと言われています。
彼はビットコインの論文を発表するとともに、その後に実際に動くソフトウェアを自ら開発し、オープンソースとして公開しました。
サトシナカモトの人物像とビットコイン発明動機
ビットコインの論文を発表する際のメールの本文にこのような文章がそえられていました。
「中央銀行は通貨の価値を毀損しないと思われているが、通貨の歴史というのはその信頼への度重なる違反の歴史である」
またサトシナカモトは、ビットコインの最初のブロックに次のようなメッセージを埋め込んでいました。
「大臣は銀行への二度目の救済を決めようといている」これは2008年からのリーマンショクへの対応を批判したものです。
つまり中央集権の存在するシステムは上手く機能しない!という事を伝えようとしています。
このような経緯からサトシナカモトとは現在の貨幣システムに対して疑念を持つ人物であると考えられ、この疑念こそがビットコイン発明の動機となっていると言われています。
サトシナカモトは今
サトシナカモトは2010年の半ばごろにはメーリングリストやフォーラムから完全に姿を消してしまいました。
サトシと実際にあったと証言する人物は存在していません。
ビットコインが有名になるにつれ、この謎めいた人物について大手のメディアを含む多くの人が詮索を始めました。
ところが現在まで、多くの人が「この人物がサトシである」という噂が立ちながらも、決定的な証拠は見つかっていません。
ビットコイン最初の取引と成長力
ビットコインの最初の取引はピザとの交換と言われています。その頃のビットコインには何の価値もありませんした。
当時のビットコインの参加者は数百人レベルでマイニングも簡単にすることができました。
しかし、いくらマイニングする事でどれだけビットコインを保有していたとしても、形も無い価値も無いビットコインでは子供のおもちゃ銀行の紙幣よりも使い道がありませんでした。
1万ビットコインとピザ2枚を交換
そんな時あるエンジニアが「誰かビットコイン1万枚とピザを交換しないか?」と暗号通貨のメーリングリストに冗談で投稿をしました。
この投稿を見て面白いと思った別のプログラマーがピザ屋にピザを2枚注文し1万ビットコインと交換を了承しました。
この取引がビットコイン史上初の商取引と言われています。
80億円のピザ
この取引によって1万BTCを得たプログラマーですが、現在のレートが日本円で80万前後だと考えると、ピザ2枚で80億の利益を受けていることになります。
これがビットコインの成長力です。(2017年11月時点)
ビットコインの進捗
ここではここ数年のビットコインの進捗をご覧ください。
時価総額
まずはビットコインの時価総額についてデータをご覧ください。
2015年の時価総額が30億ドル
2016年の時価総額が57億ドル
2017年2月時点の時価総額は169億ドル
2016年から3倍の速度で時価総額が増加しています。
ユーザー数
ビットコインのユーザー数も爆発的に増加しています。
2015年290万人
2016年580万人
2017年1186万人
このように倍々で増え続けていることがわかります。
ビットコインの歴史についてのまとめ
サトシナカモトとビットコインが生まれた背景についてまとめてみました。
まだまだサトシナカモトは謎に包まれ正体不明ではありますが、サトシナカモトが生み出したビットコインを中心とした仮想通貨はどんどん成長を遂げています。
まずはビットコイン取引所で口座開設をし、実際にビットコインを購入してみましょう。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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