Augur（オーガー）ってどんな仮想通貨？購入方法は？

Augur（オーガー）は2016年10月に運用スタートしました。

オーガーもイーサリアムと同じくプラットフォームの名前で、使われている通貨が「REP」、Reputation（評判）が名前の由来です。

ちなみにAugur（オーガー）は占い師という意味で、未来を正しく予測できた人は評判を受け取り、失敗すると評判を失うという意味を持っています。

今回は、仮想通貨の中でもかなり尖った思想をもっているAugur（オーガー）の特徴と購入方法を説明します。

1 Augur（オーガー）ってどんな仮想通貨？
2 Augur（オーガー）の特徴
3 Augur（オーガー）の価格推移
4 Augur（オーガー）の今後
5 Augur（オーガー）を購入できる仮想通貨取引所

Augur（オーガー）ってどんな仮想通貨？

仮想通貨Augur（オーガー）は単語の意味としては占い師だということはお伝えいたしました。これはどういうことかと言うと、Augur（オーガー）はギャンブルに使用されるということを目的に作られているということです。

未来の予測が当たればREPを受け取り、外れたらREPを失う。まさにギャンブルの構図かと思います。

しかしAugur（オーガー）はただギャンブルのための通貨だというわけではありません。なぜ世間一般ではギャンブルは悪いことだというイメージがあるのでしょうか。のめり込んで破滅してしまう人がいるのもありますが、何よりも胴元、つまりギャンブルの主催者に問題があるケースもあります。

通常のギャンブルは胴元が勝つようになっており、その仕組み関しては不透明な部分が多くあります。

そのため、ギャンブルには悪いイメージがつきまとっているといえるでしょう。

Augur（オーガー）では胴元が存在しない、参加者だけでオッズの算出や結果の承認、配当までを自動で行ってくれるのです。

Augur（オーガー）の特徴

ではAugur（オーガー）の特徴を技術的な部分から説明していきましょう。

基本的には前述している胴元のいないギャンブルを実現させるための技術と捉えていただいて構いません。

Augur（オーガー）ではまず、予想の対象となるイベントが提案されます。それに対して、起こりうる可能性のある結果をリスト化し、株のような形になります。予測に参加したいと考えた人たちは、自分が予想する結果を購入するというかたちです。この予想する結果はその発生確率のパーセンテージによっておおよその金額が決まります。80%の確率で発生するなら80円、30%なら30円という感じです。

Augur（オーガー）では2017年11月現在3種類の予測市場を作成できます。

「Yes/No Markets」はいかいいえで答えられる二択の質問

「Multiple Choice Markets」複数の選択肢がある質問

「Numerical Range Markets」都市の気温など結果がある程度の範囲内に収まる質問

の３つです。これはユーザーが誰でも作成することができます。

そして結果の部分ですが、「分散型事実認定（レポーター）」というシステムで行います。これは結果が正しかったかどうかの承認のために使われ、REPを保有している人たちで結果に対して承認を行います。正しい結果を報告すれば報酬としてREPを受け取ることができ、嘘の結果を報告すれば、REPが減少するという仕組みです。

予測市場の作成と結果の確認のためのシステムがAugur（オーガー）という仮想通貨の大きな特徴です。それ以外の部分に関しては、もともとのイーサリアムとほとんど同じです。