ビットコインは通貨です。皆さんがよく使っている円やドルなどと同じように通貨の単位があります。
日本円なら100円。アメリカドルなら100ドル。などと同様に、ビットコインは100BTCという単位で表します。
例えば2017年12月、1BTCは120万円前後です。
今回はビットコインの単位について説明していきましょう。
ビットコインの数え方
ビットコインは1BTC、2BTC、3BTCというように数えます。これはBitcoinの文字の中からBTCを抜き出したからでしょう。
現在ではだいたいこの数え方が一般的ですが、ちょっと前まではブルームバーグなどの金融情報メディアからはXBTと数えられることもありました。
これは金融情報メディア特有の数え方なのですが、法定通貨は最初の二文字がその国を表すものとして、単位を作られているからです。例えば日本円はJPY、アメリカドルはUSDなどですね。FXや外国為替取引をしていた方には見覚えがある単位かと思います。
その方法だと国と関係がない通貨に関して、最初の文字を「X」とするのが慣例でした。金だったらXAU、銀ならXAGなど、それぞれXのあとに元素記号をいれていました。
ただ最近ではXBTという単位はほとんど使っていませんね。少し昔の記事を読む際に迷わないように覚えておく程度でよいかと思います。
更に細かい単位
2017年12月現在、1BTCは100万円を超えており、日常で使用する通貨の単位として使用するためには少々不便です。そこで1ミリビットコイン(mBTC)という単位と1マイクロビットコイン(μBTC)という単位も使われることはありました。
1mBTCは0.001BTCで、1μBTCは0.000001BTCです。
2017年12月の価格でそれぞれ日本円に両替するなら、1mBTCは1,200円くらい、1μBTCは1.2円です。
ただこの単位はほとんど使われていませんね。実際ビットコインをこの額で使うようなことはほとんどなく、基本的には投資や投棄の世界で使われているような状態ですから。
1Satoshiって?
実はBTC以外の単位がビットコインでは使われています。それが「Satoshi」です。
ビットコインの開発者の名前はご存知ですか?ほとんど正体不明ですが名前だけは分かっています。「サトシ・ナカモト」です。ただこれも本名かどうかわかりませんが。
その名前をとってビットコインの最小単位はSatoshiと呼ばれています。
1BTCは100,000,000Satoshiとなっており、1のあとに0が8個続いています。
日本円に直すと0.012円ですね。
ほとんど使うことはありませんが、今後ビットコインの価格が上がり続けて、そして日常的な決済手段として使われるようになったら、Satoshiの声が飛び交うような時代が来るかもしれません。
Satoshiが飛び交う時代が来ることを願って(まとめ)
ビットコインは奥の深い通貨です。単位一つとってもこれだけ色々なことを知ることができます。
私は今後、ビットコインが日常の決済手段として使われるようになることを願ってやみません。
今月の給料は100Satoshiだったよ…とか嘆いてみたいものです。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
Follow @KasouOyaji