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リブラ(Libra)がビットコインに与える影響 その1《BTCとの違い》

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「リブラがビットコインにどのように影響を与えるのか?」

「BTC投資をする上でプラスなのか、マイナスなのか?」

海外記事など最新情報、情勢を元にもれなく要素を洗い出し、このような疑問を解消する内容にしました!

BTCへの影響に対しての意見は割れているのですが、様々な可能性を整理していきましょう。


まず、悪いニュースだ、と言う意見としては、「リブラがローンチ後に急速に普及し、現存するコインを不要なものにする」というもの。

対して、良いニュースだ、とする人の意見としては、「リブラとビットコインでは中央集権vs非中央集権、機能面での価値vs投資対象としての価値など、全く異なる性質、仕組みを持つため、リブラ公開は仮想通貨自体の普及につながる」などでしょう。

https://bittimes.net/news/59418.html

 

このようにぼんやりとした認識は一般的かと思いますが、実際のところの二者の違いや、プライスの影響をはっきりとさせていきます!

リブラがビットコインに与える影響1では両者の違いに、そして

リブラがビットコインに与える影響2ではプライスへの影響に注目しています!

 

今回はリブラとビットコインの違いですが、以下のCNBCニュースからまとめました。

Bitcoin vs Libra: Here are the key differences between the two cryptocurrencies

 

結論から言うと、以下の3点において大きな違いがあります。

一つずつ確認していきましょう。

  1. 基盤となるテクノロジー
  2. 用途
  3. 法的規制条件

基盤となるテクノロジー

非許可型・許可型ブロックチェーン

まずビットコインでは、取引がブロックチェーンに匿名で記録されています。

これはコンピュータのネットワークにより維持されており、取引は不正に変更することが事実上不可能です。

ここで、ポイントは、ビットコインのブロックチェーンは不特定多数の誰もがマイニングに参加できる「非許可型ブロックチェーン」であることです。

対して、リブラもブロックチェーン技術を使用していますが、これは少なくとも現時点では、取引が信頼できる当事者のグループのみによって行われる「許可型ブロックチェーン」なのです。

 

違いはここにあるのですが、「許可型ブロックチェーン」のメリットは取引承認のスピードを早くできたり、取引承認のインセンティブが不要になったりすることです!

(ビットコインでは10分かかる取引承認が数秒以内、また、ビットコインでは必要となるマイニング報酬が不要など)

つまり、リブラでは低コストでスピードのある運用が可能というわけです。

 

ちなみに実は、リップルも「許可型」に分類されます。

ブロックチェーンにおける両者の違い

ビットコイン リブラ
非許可型ブロックチェーン

(不特定多数の誰もがマイニング出来る)

許可型ブロックチェーン

(信頼できる当事者のグループのみ)

用途

ビットコインは投資目的が多数・リブラは送金を目的として作られた

ビットコインを用いて、P2P(ピアツーピア)システムにより人々は銀行を介さずにお金を交換することができます。

P2Pとは、中央のサーバーなしに端末間を相互に直接接続してデータを送受信する方式のことを指します。SkypeもこのP2P方式です!

ビットコインはこの方式によって、サーバー攻撃や偽装されるリスクが低いのです。

また、決済や送金といった使い道もある一方、まだまだ投資目的の使い方が多数派であるのが実情ですよね。

 

これに対し、リブラの主な目的は、「国境を超えた支払い、送金に使用されること」です。

ビットコインなどの仮想通貨に見られる価値変動を避けるために、政府が支援する通貨やその他資産のバスケットに結び付けられ、「安定コイン」として安定した価値を維持することを目的としているのです。

価値の変動に対する両者の違い

ビットコイン リブラ
価格変動が大きく投資目的が多数派 安定コインとして発行され、価値を維持する事が目的

法的規制条件

リブラには管理者が存在する

規制に関しては、Facebook及びリブラが脚光を浴びているのは皆さんご存じでしょう。これは、何故なのでしょうか?

答えは、リブラが「リブラ協会」というコンソーシアムが運営する仮想通貨であり、仲介業者が存在するからです。

ビットコインのように仲介者なしのシステムでは仲介者リスクがないため、仲介者から提示されるリスクを保護する目的の規制の必要がないのです。

そう、リブラはFacebookのものではなく、「リブラ協会」が管理するのですね。

管理における両者の違い

ビットコイン リブラ
非中央集権(意思決定を下す主体が存在せず、

集合知や多数決で意思が決定される)

「リブラ協会」=複数の企業が参加した協会

が管理する

まとめ

  • ビットコインは非許可型ブロックチェーン/リブラは許可型ブロックチェーン
  • ビットコインは価格変動が大きい/リブラは複数の通貨の価格をまとめて一つとする通貨バスケット制を採用し安定コインを目指す
  • ビットコインは非中央集権/リブラは「リブラ協会」が管理

以上、ビットコインとリブラの違いでした!

このような差異から、両者が別物でありリブラローンチはBTCプライスに悪影響ではないと主張する人たちもいるのですね。

 

次回のリブラがビットコインに与える影響2では、実際にプライスの影響について考えられるシナリオを議論したいと思います!

この記事の監修者
執筆者: ブロック博士
今最もHotな仮想通貨情報メディア THEBLOCK 主要記事を誰よりも早く翻訳する、
そうワシじゃよ。

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