「BitMax(ビットマックス)って、もし損失があったら支払う必要がある!?」
「海外の取引所だと、追証が無いところが一般的なのかな」
「その代わり、大きなデメリットがあったらどうしよう・・・」
そうお考えの皆様の不安を取り払うことが出来るよう、今回は丁寧に解説をしてみました!
目次
仮想通貨FXの追証とは?
レバレッジ取引について
国内の仮想通貨FXではレバレッジが4倍までしかかけられません。
※レバレッジとは・・・元々持っている資産を担保として、それ以上の資産として取り扱う事が出来る取引方法、もしくはその倍率。
何故かというと日本国内では、金融庁認定の仮想通貨自主規制団体である一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に所属する会員社については、同協会が規則で定めるレバレッジ倍率の値(最大4倍)を採用しているためです。
現在、日本国内の仮想通貨FX取引所(GMOコイン・DMMビットコイン・BITPointなど)は全てこのJVCEAに所属しており、レバレッジは最大4倍となっているという訳です。
【仮想通貨、証拠金倍率4倍以内=業界団体、自主ルールで推奨へ】
日本仮想通貨交換業協会は、投資家が担保に預けた資金の何倍もの金額で取引ができる「証拠金取引」について、現在は上限が無制限の倍率を証拠金の4倍以内とするよう推奨する自主ルールを設ける方向で調整に入った。
仮想通貨の急激な価格変動で投資家が多額の損失を被るのを防ぐ狙い。
店頭外国為替証拠金取引(店頭FX取引)の証拠金倍率の上限は現在25倍であり、仮想通貨取引から顧客が離れる懸念があるため、交換業者が倍率を独自に設定できる経過措置を講じる。
しかし、自主ルール策定から1年以内に4倍以内にルールを統一する。
2018年7月
逆に、海外仮想通貨FX取引所では、レバレッジの制限がありません。
そのため、10倍・100倍・200倍といった大きなレバレッジをかけることが出来ます。
追証について
追証(おいしょう)とは追加保証金の略です。
前述したように、レバレッジ取引は証拠金を担保に資金を借りてレバレッジを効かせた取引ができますが、買建てたビットコインが値下がり、売建てたビットコインが値上がりした際に生じる含み損により、保証金率が一定の比率(取引所により異なる)を下回った場合に追証が発生します。
追証が必要な取引所の場合、追証を支払えば引き続き取引を継続できますが、期限までに追証の支払いを済ませないと強制決済になってしまいます。
株式やFXの場合は、保証金維持率20~30%が追証の基準となっていることが多いです。
つまり、折角ポジションを持っていても、予想と逆の値動きをした際にその価格が一定以上になってしまうと、強制的に決済(ロスカット)されてしまうという事です。
また、証拠金を再度増やすまでは新規のポジションを持つこともできません。
そして、たとえ維持率維持率が50%以下で強制決済(ロスカット)のシステムがあったとして、60%になったら手動で決済しようと思っていても、サーバが重くなっていることにより決済されないという事も有り得ます。
国内取引所の話ですが、2017年にビットコインの価格が200万円から160万円まで一瞬で大きく下降した際には、手動の決済が通らず、決済出来ないという事が発生したようです・・・。
そしてそのあと請求される多額の追証・・・。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
サーバーの都合によりロストカットされるのが遅くなったり、注文が通りづらくなっていたりしたら
思わぬ損失を出してしまうことがあります。
追証がないということは、証拠金以上の損失に繋がりません。
そのため、仮想通貨FXを行う場合は、追証がない取引所をオススメします!
BitMax(ビットマックス)には追証が無い
ロスカット発生時どうなる?
Bitmax (ビットマックス)は、その他仮想通貨FX取引所と同様、追証がありません。
では、ロスカットが発生したらどうなるのでしょうか?
証拠金維持率は100%で、つまりCushion Rate が 1を下回るとロスカットとなります。
その際、Min_Marjin_Req(最小証拠金)に記載されている証拠金のみが、資産として残ります。
もし損失が発生し証拠金が少なくなっていくと、100%を下回るまでの価格差が小さくなり、残る証拠金が減り、いずれポジションを保有することが出来なくなるという仕組みです。
取引画面の確認方法!
BitMax(ビットマックス)のデメリットは?
BitMax(ビットマックス)は、追証も無く比較的手数料が安い取引所ですが、「板取引」のため、注文したい価格が並んでいないと注文が出来なかったり、混雑した際に遅延する可能性があります。
この部分は、新しい取引所であるがゆえの悩みだったり、Webサイト上でTradeingViewを使った取引が出来る事に反するデメリットだったりします。
板取引の取引所は、例えばBitMex(ビットメックス)でも、仮想通貨の価格急騰・暴落時に注文が入りにくいといった事は、今でもしばしば発生しますよね。
「板取引」のデメリットを解消するためには、「2way取引」の取引所を使う、という手があります。
例えば2way取引のCryptoGT(クリプトGT)だと、Ask(アスク)とBid(ビッド)の価格に差があり「買い気配値ライン」の表示を行なった場合、上側に表示されるラインはAsk価格、下側に表示されるラインはBid価格となっています。
(赤がAsk価格・水色がBid価格)
そのため、「スリッページ」※注文が滑ることが少なく、専用のアプリを使用するためサーバが安定しているため、板取引のデメリットが解消されます。
「板取引」「2way取引」どちらも、一長一短がありますね😃
↓CryptoGT(クリプトGT)についてはこちら↓
まとめ
レバレッジ取引とは、元々持っている資産を担保として、それ以上の資産として取り扱う事が出来る取引方法。
BitMax(ビットマックス)では最大10倍のレバレッジをかけることが出来るが、損失が発生した際に「追証」が無い。
「板取引」のデメリットとして、注文が入りにくい・決済が出来ない場合がある。
BitMax(ビットマックス)について研究してきたこの企画。
実際に取引をしていただいて感覚を掴んで貰うことは出来ましたでしょうか?
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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