ビットコインの注意点

ビットコインと環境破壊

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ビットコインはマイニング(採掘)という方法で新規発行と取引履歴を記録するためのブロックを追加しています。

実はビットコインには見逃しがちだけれども、重大な問題があります。

それが「環境」への影響です。直接的には関係ないように見えますが、マイニングという行為が重大な問題を引き起こす可能性があります。

マイニングの電気代。

今回はビットコインの闇の部分について考えてみましょう。

マイニングマシンの無駄な計算

ビットコインのネットワークを維持するために、マイニングマシンをフル稼働させてマイニングを行っています。

しかもマイニングマシンに行わせている計算は全く意味のないことです。

意味のない計算を行わせるためにマイニングマシンをフル稼働させていることは、その電気代は無駄と捉えられてしまっても仕方がありません。

 

マイニングで実際にどれくらいの電気代がかかっているのか。

実際マイニングによってどれくらいの電気を消費しているのか考えてみましょう。

ビットコインは10分間でブロック生成を行います。そしてそのマイニング報酬は12.5BTCと決まっています。つまりこの金額が10分毎に獲得できているのです。

12.5BTCは日本円に直すと1500万円。一時間だと9000万円となります。

例えばこの半分を電気代としてつぎ込んでいるとすると一時間で4500万円分の電気代を使っているということになります。

あくまで目安ですがアメリカの電気代は1kwあたり5円前後です。

ということは900万kwが毎時間消費されている計算となります。ということは一ヶ月に64億8000万kwがマイニングのために消費されていると考えられます。

日本の一般的な家庭だと一ヶ月あたり300kwの消費量らしいので、2160万世帯の電力消費量に匹敵するという計算です。

つまりマイニングの電気代として東京都の人口の二倍の世帯で必要な電力を消費しているのです。

 

マイニングによる環境破壊を解決するために

ビットコインがマイニングによって成り立っている以上、現状の問題は回避することは難しいかと思います。

そこで別の方法としてプルーフ・オブ・ステークスという方法が考えられました。

現在のマイニングはプルーフ・オブ・ワークスという方法で行っているため、これはどれだけマイニングマシンで計算を行ったのかというのがマイニング報酬を貰える基準となっています。

その方法ではマイニング競争が落ち着くはずもありません。

そこでプルーフ・オブ・ステークスでは、どれだけ仕事したのかではなく、どれだけ保有しているのかというのでハーベストという形で報酬を渡している形となっています。

現在はNEM(ネム)がその方式を採用しており、Ethereum(イーサリアム)も将来的にはプルーフ・オブ・ステークスへと移行する予定です。

 

ビットコインの誤算(まとめ)

もともとビットコインの開発者、サトシ・ナカモトはビットコインのマイニングは全世界の人々が自分のパソコンでのんびりマイニングを行うことをイメージしていました。

しかしビットコインの価値が上がってくるにつれて、大手マイナー(マイニングをする人)が算入し、巨額な資金をもってマイニングを寡占状態へともっていきました。

その結果、マイニング競争が加熱し、電気代が想像以上となってしました。

電気消費量の増加はそのまま環境破壊につながります。

現状のビットコインのシステムでは、この状態を解決することは難しいでしょう。

新しい技術を搭載するか、別のコインへと移行するしかないかもしれません。

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