ビットコインのテクノロジー

ビットコインが生まれながらにして持つ問題《スケーラビリティ問題》

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ビットコインは2006年に世界初の仮想通貨として誕生しました。

そして値段がついて、その価格はどんどん上がってきています。

しかしビットコインには誕生したと同時にはらんでいる問題があるのです。

それが「スケーラビリティ問題です。」

今回はビットコインのスケーラビリティ問題について解説していきます。

ビットコインのスケーラビリティ問題ってなに?

ビットコインはブロックチェーンという技術で作られています。このブロックチェーンというのはある一定期間の取引をまとめて、一つのブロックとして記録、そしてそのブロックを過去のブロックと繋いでしまい、編集不可にするという流れです。

ビットコインでは10分毎に新しいブロックが生成されています。そしてこのブロックには1MBまでという制限があるのです。

この制限があるからこそ、ビットコインの決済スピードは他の決済手段と比べて遅くなってしまいます。クレジットカード比べると1/20以下のスピードだそうです。

そんな状態だからこそ、今後更に多くの人がビットコインを使い始めると、日常で使うことができなくなるほどの決済スピードとなってしまう恐れがあります。

それがビットコインのスケーラビリティ問題なのです。

 

スケーラビリティ問題の解決方法

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために簡単に考えれば2つの方法があることに気づくかと思います。

「ブロックのサイズを大きくする」

「記録する情報を小さくする」

のどちらからです。

ブロックのサイズを大きくする

元々ビットコインのブロックサイズに制限はありませんでした。しかしそれだとハッキングなどの外部からの攻撃に対して弱いと判断して、1MBまでという制限をつけたという理由があります。

それ以外にも様々な政治的、技術的な理由もあってなかなかブロックサイズの拡大が上手くいかないというのが現実です。

そんな状態に嫌気がさした一部の開発者がビットコインからハードフォークを行い、「Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)」と呼ばれる新しい仮想通貨を作り出しました。ビットコインキャッシュだとブロックサイズは8MBまで拡大されています。(誕生には後述のセグウィットを嫌がったからという理由もありますが)

 

記録する情報を小さくする

もう一つの方法はSegWit(セグウィット)と呼ばれる方法です。これはブロックチェーンに記録する情報を圧縮するという方法です。いくつかの情報をブロックチェーン外の別の場所に保管することで可能としています。

セグウィットはモナコインやライトコインに実装され、ついにビットコインにも実装されました。

 

ビットコインの進化(まとめ)

ビットコインのもつスケーラビリティという問題、皮肉にも利用者が増えれば増えるほど顕在化してきてしまうというものでした。

しかしそれでも少しづつ解決の方向へ動いてきています。

今後もどんどん新しい技術がビットコインへと実装され、使いやすいものへと進化していくことが楽しみでなりません。

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