ビットコインの根幹技術であるブロックチェーンですが、この発明は人類史上に刻まれるものだと考えています。
そんな誇張しすぎだと笑ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私は近い将来、ブロックチェーンという技術は人類の進歩につながると確信しています。
今回は、なぜ私がブロックチェーンに対してそれほどにまで衝撃を覚えたのか、人類の歴史を紐解きながら解説してきましょう。
人類の進歩は情報の伝達とともに
なぜ地球上でこれほどにまで人類は繁栄することができたのでしょうか。様々な意見があるかと思いますが、私は「情報の伝達」が大きな理由だと考えています。
人類の歴史は情報の歴史でした。
言葉を作って個人が所持していた情報を、多数の人に伝えることができるようになりました。
文字を発明したことによって、時間と場所の制限がなくなりました。
印刷技術によって、情報の数を増やすことが可能となり、多くの人に情報を届けることができるようになりました。
インターネットによって、情報の伝達スピードはそれまでと比べ物にならないくらい早くなり、世界中どこへでも瞬時に情報を送ることができるようになりました。
ブロックチェーンが与える人類の進歩
インターネットが発達して、世界中どこへでも情報の伝達が可能となってとしても、本当に信頼できる情報を手に入れるためには第三者の仲介は必要だと言われています。
例えばお金を海外の人の口座に送ろうとした場合、銀行のような第三者を間に置かないと、現在ではほぼ不可能だと思います。
情報というものは不正や改ざんの恐れがあるからです。その不安を払拭するために第三者による承認などが必要になってきていました。
先ほどの銀行の例で言うならば、あなたにお金を送ったから、商品をちょうだいと言われたところで、それをどうやって確認すればいいのでしょうか?銀行の口座を確認するかと思います。それは当たり前だと思うでしょうが、その取引には第三者がいることはご理解いただけることと思います。
しかしブロックチェーンを備えたビットコインがその不安を解消しました。ビットコインは第三者による証明がなくても、ブロックチェーンという技術でその信頼性を確保することができるようになったからです。
事実2009年の運用以降、ビットコインは何度もハッキングの攻撃を受けたのにもかかわらず、分ようがダウンすることなく、稼働し続けています(ビットコイン取引所へのハッキングはブロックチェーンの技術とは関係ないところに問題点があります)。
ブロックチェーンの凄さ(まとめ)
ブロックチェーンの凄さは「価値」を送ることにあります。
ビットコインは貨幣的経済価値の送信ですが、イーサリアムなどスマートコントラクトを実装しているブロックチェーンのプラットフォームなら、権利や契約などの伝達も可能です。
権利や契約の伝達が可能ということは、株式や不動産登記、家やクルマを使用する権利、著作権などの知的財産権などの価値も伝達できるということです。
インターネットが社会に革命を起こし、今や無くてはならないものになっている現在、近い将来ブロックチェーンも、私たちの生活に欠かすことのできない技術として、社会に密接に使われるようになると私は考えています。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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