通貨の価格は需要と供給によって決まります。みんながほしいと思えば需要が増え価格は上場し、もう十分もっているからあまりいらないかなと思えば供給過剰となって価格は下落します。
それはビットコインでも例外ではありません。
今回はビットコインの価格変動の理由について解説していきたいと思います。
ビットコインの誕生 6円
ビットコインは2009年に一般に流通が始まりました。しかし始まってすぐではそれほど価値はなく、個人間のジョークとしてほそぼそと取引が行われていただけでした。
ビットコイン初めて世間的な値段がついたのが、2010年8月17日でした。ここでのビットコインの価格は約6円でした。
その後の価格推移
2011年に24円、2012年に400円、2013年に1,200円と着実にビットコインの価格は上昇していきます。
その間、マイニング報酬が半分になる「半減期」で少し価格が上昇し、キプロス危機によってリスク回避のためにビットコインに資産が流れて価格が上昇するなど上下していた理由がありました。
ビットコインの躍進 2013年年末
ビットコインの価格が跳ね上がったのはこのタイミングです。2013年年末には11万円を超えました。ここで金額が上がった理由としては中国の富裕層が中国元から別の通貨に資産を動かそうとしたときに、中国の規制により外国為替へ資金移動は年間で額の規制があったためです。
ビットコインはその規制の対象外だったために、一気にビットコインへ資金が流動しました。
ビットコインの下落
中国の資金が流れて一気に価格が上がったビットコインでしたが、その後また下がり始めます。
中国当局が金融機関によるビットコイン取引を禁止して下落、世界最大規模のビットコイン取引所のマウントゴックスが閉鎖しました。
ビットコインの復活
問題が続けざまに発生したことにより、価格が下がってしまったビットコインでしたが、2017年になって一気に上昇します。
様々な要因がありますが、ちょうどこのあたりのタイミングで各国で法規制が進み、ビットコインが一般の人たちに浸透してきたのが理由の一つだと考えます。
ビットコインの今後
2017年年末、ビットコインはついに100万円を突破しました。その後120万円を超えるところまで上昇しています。
これをバブルと言うのかどうなのかは意見が割れています。
私はバブルではないと考えていますが、どうなるかは今後も楽しみです。
ただひとつだけ望むこととしては、そろそろ価格が安定してくれないと、日常生活で決済手段として使いづらいため、貨幣としての本来の意味がありません。
ビットコインは世界を変える発明だと私は考えています。
そのためには皆さんが便利に使用できるような状態まで落とし込む必要があります。
これほど値動きが激しい通貨は日常生活で使うのは難しいのは明白です。
ぜひとも皆さんがスマホの画面でビットコイン決済を行うことは普通になっているような社会が来ることを願っています。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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