この記事が目に留まった方はこのような事をお考えでは無いでしょうか?
「仮想通貨の送金時の注意点って何?」
「7つも注意点あるの?」
「何も気にせず送金してた。」
このような方の為に仮想通貨を送金する際に知っておいて欲しい注意点についてまとめてみました。
ビットコイン、仮想通貨を扱うにあたり、「送金」というものは非常にナーバスになる瞬間です。
なぜなら非中央集権である仮想通貨は全ては自己責任。
銀行であれば口座間違えをした場合、組戻などの処理をすることによって返金されますが、仮想通貨の場合は返金されません。いわゆるGOX(送金した金額が全てなくなる)となります。
そんな悲しい事にならないようにできる限り送金を間違えない方法を解説していきたいと思います。
目次
仮想通貨の送金間違いをしない為に
1.初めて使うアドレスへの送金は少額にする。
2.アドレスの入力は手打ちではなくコピぺを使う。
3.コピペしたアドレスを目視で確認する
4.コピペした送金先アドレスが間違ってないかをPCに確認してもらう。
5.入力していない項目がないかを確認する。
6.確認画面でも再度確認する。
7.送金のトランザクションを確認する。
それでは送金時の注意点について一つ一つ解説していきたいと思います。
1.初めて使うアドレスへの送金は少額にする
ICOに参加する為に知人のアドレスにETHを送金する機会が増えた人が多いのでは無いでしょうか?
まず皆さんに徹底して欲しいのが「初めて送金するアドレスには少額を送金する事。」
10ETHを送金しようと思っても最初に送金するのは0.01ETHだけにするのです。
なぜかというと、相手のアドレスをコピペして送金しようとしてもアプリケーションの文字制限の為最後の一文字が抜けてしまっていたり、知人等が送金先のアドレスを間違って送金してくるという事も考えられます。
その場合でも「初めて送金するアドレスには少額を送金する事。」を徹底していれば最小の被害に収まる事が出来ます。そして少額の着金が確認できた場合に元々送金を行おうとしていた送金金額を送金しましょう。
基本的な事かもしれませんが、万が一の事を考えて実施した方が賢明です。
2.アドレスの入力は手打ちではなくコピぺを使う。
アドレスを入力する際は必ずコピペを使いましょう。
こちらは手打ちしている人は少ないと思いますが、もしなんらかの状態でコピペが出来ないような状態であったとしたら送金は一旦諦めた方が良いです。
アドレスは複雑な記号が使われている為、目視しても間違っている可能性はおおいにありえます。
手打ちだと入力間違いが発生する可能性がある為コピペを使う事をお勧めします。
3.コピペしたアドレスを目視で確認する
コピペを行なったアドレスを目視で確認します。
コピーしたんだから間違ってるワケないじゃん!
とお思いの方甘いです!
仮想通貨のウィルスにはコピーされた文字を別のアドレスに変換して貼り付けてしまう」といったウィルスも存在します。
あなたのパソコン(スマホ)がそのウィルスに感染している可能性もあります。(感染していても分かりません)
その為、コピーしたアドレスでも必ず再度の確認が必要です。
私の場合は4で行う作業がある為、最初の5文字と最後の5文字程度があっていれば
次の工程に進みます。
4.コピペした送金先アドレスが間違ってないかをPCに確認してもらう。
仮想通貨の送金を行う場合にはブラウザ(インターネットを見るときに使うもの。safariやchrome等)で送金する事が多いと思うのですが、ブラウザにはページ内にある文字を検索する機能が付いています。
その機能を使ってコピペした送金アドレスが間違っていないかを確認します。
まずは送金アドレスを入力したページを開きctrl+F(command+F)を押します。すると入力できるボックスが表示されますのでそこへコピーしたアドレスを入力します。
すでに入力されたアドレスに色が付きます。色がつけば全く同じ文字となります。
その後、アドレスのコピー元のページへ行き再度文字の検索を行います。
アドレスのコピー元のページでも色がつけば正しいアドレスとなります。
スマホでもページ内検索は行う事ができますのでスマホの場合も上記の方法は可能です。
5.入力していない項目がないかを確認する。
ビットコインやイーサリアムは送金アドレスのみで送金が可能ですが、NEMやMoneroは送金アドレス以外にもメッセージやタグと言われるものが必要な場合があります。
そのような送金アドレス以外のものが必要でないかを確認しましょう。
いつもと送金方法が違うな?っと思ったら必ず焦らず友達に確認をしましょう!
6.確認画面でも再度確認する。
取引所やウォレットから送金する時の多くは「送金金額」や「送金アドレス」の間違いがないかの確認ページが表示されます。
そのページでも4で行ったページ内検索を行いましょう。
ここでもページに表示されているアドレスの色が変われば送金アドレスに関してはほぼ間違いないでしょう。
クドイようですが、ここでも再度チェックすること!
7.送金のトランザクションを確認する。
1〜6の手順を踏めば基本的には正常に送金が可能です。
しかし、トランザクション詰まり等が起こっている場合通常の送金時間よりも時間がかかってしまう事があります。
仮想通貨のトランザクションとは簡単に言うと、仮想通貨の取引記録の事を言います。トランザクションには、どのアドレスがどのアドレスへ送金をしたのか?が記されています。トランザクション情報は取引所の送金履歴などに残っています。
その場合はイーサリアムであればetherscan.io、ビットコインであればblockchain.infoで自分のトランザクションを調べましょう。
自分のトランザクションを発見したら、どこに送金したのか?を確認してみましょう。
送金先のアドレスに問題が無ければ時間の問題であとは着金します。
あとは待つだけです。
送金後、なかなか着金しないな ーと不安になった時にはトランザクションを確認すると良い!
まとめ
如何でしたでしょうか?
仮想通貨を送金する際の7つの注意点についてまとめてみました。
送金に様々な手順があって面倒ですが、自分の大事な資産を守る為ですので面倒くさがらず
上記の手順を実施する事をお勧めします。
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。
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