仮想通貨ボードゲーム

仮想通貨信託ゲームENSCOIN(エンコイン)を紹介します!

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今回は、ボードゲームで仮想通貨業界のことを知ることが出来るゲーム、「ENSCOIN」について紹介します。

わぁ!ボードゲームで仮想通貨のことを知ることが出来るのね
ムーンちゃん
ムーンちゃん
クリプト教授
クリプト教授
しかも良く出来た「隠匿ゲーム」なんだ。早速紹介してくよ

どんなゲーム?

ENSCOIN(エンコイン)は、エンスカイゲームズが頒布しているボードゲームです。

対象年齢は10歳以上、プレイ人数は3~8人となっています。

ゲームマーケット2018秋で頒布されました。

詳細はこちらをご覧ください↓

仮想通貨信託ゲーム ENSCOIN

ENCOIN(エンコイン)は、「投資家」や「マイナー」など、仮想通貨業界に存在する職業になりきって、『相手を信頼できるか?』『自分を信頼してもらえるか?』の攻防を行う正体隠匿型のゲームです。

役職は「投資家」やコインを増やせる「マイナー」のほか、投資家たちからお金を騙し取る「詐欺師」や「クラッカー」「ホワイトハッカー」といった特殊な能力を持った役職もあります。

まず、全員に役職カードを配ります。

この時に配られた役職によって、やる事は違います。

(実際には、カードを裏にして秘密裏に自分だけが見るようにします)

例えば「投資家」は詐欺師を見破って信用できる人にお金を信託します。

「詐欺師」は反対に自分の正体がバレないように振舞って自分に信託してもらいましょう。

クリプト教授
クリプト教授
僕が引いたカードは「投資家」だったよ。
わ、私のカードは「マイナー」だわ。(詐欺師を引いたけど言えない…)
ムーンちゃん
ムーンちゃん

役職ごとの『目的』『出来ること』を説明します。

投資家 誰が信頼できる人かを見極めてコインを『信託』し、もし誰かから信託された場合はそのコインをそのまま返却します。
詐欺師 いかに自分が詐欺師でないかを信じ込ませ、コインを『信託』してもらいます。そうした場合、3枚のうち2枚を奪って自分のウォレットに移動します。
マイナー 誰かから『信託』してもらったら、その人数分だけコインを場から生み出します。その生み出されたコインを自分と、信託してくれた人に配分します。配分の割合は好きにして構いません。
クラッカー 誰からも『信託』されないことを目指します。『信託』された人がゼロだった場合、全員から1コインずつ奪います。
ホワイトハッカー 「クラッカー」を見つける事を目的とします。開示させた役職が「クラッカー」だった場合、全てのコインを奪い取ります。しかし、開示させた役職が「投資家」だった場合、コインを1枚渡します。

また、参加人数により役職の割合は異なります。

そして、「信託された時」「信託されていない時」で行動は異なってきます。

詐欺師の場合、「誰からも信託されないと逮捕されてゲームから追放」という条件もあるので必死になりますね!

例えば詐欺師の役職カード(と詐欺師の役職だったプレイヤー)が一人追放された場合、役職カードが少なくなった状態で残りのプレイヤーでゲームを続けます。

そして、下記の条件が一つでも達成された場合ゲームは終了となります。

・5ラウンドが終了する

・「詐欺師」の役職カードが全てゲームから除外される

・残りプレイヤーが2人以下になる

大事な事は、このゲームは【ラウンド毎に役職が変わる】ということです。

なので、前のラウンドで詐欺を働いたプレイヤーは信じてもらえないかもしれません。

反対に詐欺師になってもあえて序盤は詐欺を働かずに信用を獲得していき、終盤にうまく回収していく…ということもできます。

うまく立ち回って、ゲーム終了時にコインを一番の多く持っていた人が勝利します!

 

案外早く10分程度でゲームが終わってしまうこともあれば、色々と会話をしていると40分程度かかることもあるかもしれません。

大人数で遊んだほうが楽しいですね!

そして、繰り返し遊びたくなるゲームだと思います😃

色んな人と遊んでみたいわ!絶対にコインをいっぱい稼ぐんだから!
ムーンちゃん
ムーンちゃん

遊んでみた感想

MAX人数の8人で遊んでみました。

最初は6人でしたが、「何それ面白そう」と興味を引いて、周りから2人が追加されました(笑)

「投資家」になった時に誰に信託するか・・・というのは悩みどころですね!

「詐欺師」に信託してコイン取られたくないし・・・💀

面白いのは「クラッカー」を引いている時に「詐欺師」を匂わせて誰からの信託されなかったのち、全員からコインを奪ってウハウハという場面ですね!

人数が多いほど沢山貰えるので、8人の時は超ラッキー☆ですね😍

「ホワイトハッカー」になった時は使命感がすごい!

「クラッカー」を見つける為に気合が入りますし、見つけたら盛り上がります\(^o^)/

そもそも信託って何?

『信託』とは、噛み砕いて言えば資産を預け少額の手数料を払う代わりにその資産を管理してもらったり、盗まれる事が無いよう守ってもらう仕組みです。

また、【委託者】(お金等を預ける人)が信託行為によって、【受託者】(信頼出来る人)に対してお金や土地、建物などの財産を移転し、受託者は委託者が設定した信託目的に従って受益者のためにその財産(信託財産)の管理・処分などをする制度です。

 

2010年より外国為替FXなどでは事業者は信託保全を義務付けられています。

これも経営破綻や事業者の計画倒産・預かった資金の持ち逃げ等が多かったためで、仮想通貨に関してもいずれ取引所は義務付けられる事になるかと思います。

bitFlyer(ビットフライヤー)も三井住友海上と提携し、仮想通貨の盗難保険を設定することや日本円での不正アクセスによる盗難に対して保証サービスを定めるなどして顧客の資産保全に努めています。

 

仮想通貨FXの業界ではこれから広がっていきそうな『信託』ですが、この「ENCOIN」のゲームでは「誰かに仮想通貨を預けて減らさないようにする、もしくは増やす」という事が基盤になっていますね。

クリプト教授
クリプト教授
実際は、信頼できる銀行などに預ける事なんだね。

どこで買えるの?今後の展開は?

仮想通貨信託ゲームENSCOINは、「エンスカイゲームズ」が作成されています。

「ストループカード」「語彙の王様」「大富豪大貧民」「おぼえて9ナイン」などを作成されているサークルです。

大元は株式会社エンスカイなので、一般流通しているオリジナルゲームも沢山作成されていますね。

現在ENSCOIN(エンコイン)は【ゲームマーケット限定販売】となっているため、ゲームマーケットのみで購入出来るようです。

ゲームマーケット2019春

写真で分かるように現在は厚紙の外装に包まれていますが、もしゲームが話題になったり、よく売れた場合はしっかりした箱に入って一般流通するかもしれませんね!

まとめ

今回は『仮想通貨の業界をテーマにしたボードゲーム』を紹介してみました。

ENSCOIN(エンコイン)は正体隠匿型のゲーム

ENSCOIN(エンコイン)のプレイ時間は10分~40分程度・対象年齢は10歳以上・3~8人で遊べる

ENSCOIN(エンコイン)は仮想通貨だけれなく『信託』がどういうものか?という事が学べる

興味を持った方は、5月25日・26日のゲームマーケットで購入して遊んでみてくださいね!

 

この記事の監修者
監修者: バヤシ
クリプト業界代表の意識高い系男子。仕事に役立つ意識高い系の呟きを連発します。Crypto fire side chat関西仮想通貨大会議主催者 。関西を中心にツイッターインフルエンサーさんと一緒に楽しいセミナーを企画しています。

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