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イーサリアムのハードフォーク!どうなるの?《2017年10月16日》

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2017年10月16日の14:00~15:00に仮想通貨の時価総額がビットコインに次いで2位のイーサリアム(Ethereum)のハードフォークが行われます。

当初の予定通り、性能向上のためのハードフォークですが、いったい何が行われるのでしょうか。

■予定通りのハードフォーク

イーサリアムは最初から4つのステージを完了することによって、完成に近づくというスケジュールで開発・運用されていました。

それぞれ1.Frontier(フロンティア)、2.Homestead (ホームステッド)、3.Metropolis(メトロポリス)、4.Serenity(セレニティ)と呼ばれています。

今回のハードフォークは3番目のメトロポリスのハードフォークであり、その中でもさらにByzantium(ビザンチウム)とConstantinople(コンスタンティノープル)の2つのアップグレードがあります。

クリプト先生
難しい言葉に見えるけど、全部コードネームみたいなものだから、意味とか考えなくていいよ。そんなふうに言われているんだ、くらいの認識で大丈夫。
カレンくん
今回のハードフォークは前にイーサリアムクラシックが誕生したときのやつと違って予定通りだから、そんなに問題にはならなそうだな。

■何がアップデートされるのか

イーサリアム・メトロポリスは具体的に言うと4,370,000ブロックからハードフォークを行い変化します。その中で何が変わるのかというと、特に重要なのは

・zk-SNARKの導入

・ブロックの難易度調整

・マイニング報酬の減額

・トランザクションの成否を仮想的に確認

などだと思います。

カレンくん
何がなんだか分からんぜ!
クリプト先生
次から詳しく説明していくよ。

■zk-SNARKの導入

zk-SNARKは仮想通貨Zcashで使用されている暗号技術です。Zcashの匿名性の高さは有名で、JPモルガンもその技術に着目して提携をしています。

その技術を日本語でゼロ知識証明というのですが、イーサリアムに取り込むことによって、匿名性が向上すると思っておいてください。詳しいことはここでは省きます。

■マイニング報酬の減額

イーサリアムはPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)へと移行しようとしています。

その準備段階として今回のハードフォークで報酬額を減額することにより、イーサリアムのマイニングをする人を減らしていこうと考えています。

クリプト先生
PoW(プルーフオブワーク)は直訳すると「仕事の証明」となるよ。具体的に言うと、仮想通貨の取引が正しいのか他の人が計算し確認することだね。その計算をすることをマイニングというよ。
カレンくん
PoS(プルーフオブステーク)は直訳すると「掛け金の証明」だぜ。要はたくさんのコインを持っている人が、ブロック承認の成功率が上がるって感じだな。宝くじはたくさん持っている人の方が当たりやすいってイメージでいいと思うぜ。

■ブロックの難易度調整

イーサリアムはもともとPoWからPoSに移行するために、ディフィカルティボムというシステムが設計されています。これはネットワーク難易度がどんどん上がっていき、最終的にはマイニングが不可能となるというものです。

しかしこれにより今のままだとブロックの生成が遅くなり、遅延が発生してしまうというのも事実です。

今回のアップデードにより、ディフィカルティボムの調整が行われ、マイニングの難易度が減少することによって、ブロックの生成のスピードを上げようとしています

■トランザクションの成否を仮想的に確認可能

イーサリアムは送金に失敗した場合、その手数料が戻ってきませんでした。それはハードフォーク後も変わりませんが、今後は問題なく送金できるかどうかの判断を事前に行うことができます。これによって送金に失敗し、手数料が無駄になるということを減らすことができるでしょう。

■まとめ

今回のイーサリアムのハードフォークは前のThe DAO事件と違い、予定通りのものなので、あまり問題になることはなく、分裂する可能性も少ないかと思います。

イーサリアムアップデート、メトロポリスの第二段階コンスタンティノープルは2018年2月ごろになるそうです。

 

クリプト先生
どんどんアップデートしていくイーサリアム、楽しみだね。
カレンくん
どうでもイーサ!
クリプト先生
ひどい…。

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